「競馬場って、タバコ臭くて怖いおじさんが赤鉛筆を耳に挟んで怒鳴っている場所……」
もしあなたがそんな古いイメージを持っているなら、それは非常にもったいない誤解です!
現在の競馬場は、ホテルのように綺麗な設備、広大で美しい芝生、そしてここでしか味わえない限定グルメが立ち並ぶ「巨大なテーマパーク」へと進化を遂げています。
特に、府中市にある日本一のスケールを誇る「東京競馬場」は、デートスポットや家族連れのレジャー施設として、競馬をやらない層からも大人気を集めています。
この記事では、東京競馬場を遊び尽くすための、絶品グルメ、おすすめの観戦スポット、そして初心者が絶対にハズさない快適な1日の回り方を完全ガイドします。
ギャンブル場から「テーマパーク」へ
東京競馬場に一歩足を踏み入れると、その広大さと施設の綺麗さに驚くはずです。1日を快適に過ごすためのポイントを紹介します。
まずは「指定席(スマートシート)」を予約しよう
競馬場デートや家族連れで絶対におすすめしたいのが、事前に「指定席」を確保しておくことです。
現在はJRAの専用サイトから、スマホで簡単に座席の予約ができます。特におすすめなのが、屋外のスタンド席である「スマートシート」です。
指定席を持っていれば、「荷物を置いてグルメを買いに行く」「疲れたら座って休む」といったことが自由にできるため、1日中ストレスフリーで快適に過ごすことができます。
子供が喜ぶ!広大なアスレチックと馬車イベント
家族連れにとって、東京競馬場は最高の遊び場です。
場内の東側にある「日吉ヶ丘」などの公園エリアには、海賊船をモチーフにした巨大なアスレチック遊具や、水遊びができるじゃぶじゃぶ池(夏季)があり、子供たちが思い切り体を動かせます。
さらに、ポニーへの乗馬体験や、美しい馬車に乗れるイベントなど、馬と直接ふれあえるアトラクションも充実しており、遊園地顔負けの体験が待っています。
絶対に食べたい!東京競馬場の「必食B級グルメ」3選
東京競馬場には約80店舗もの飲食店がひしめき合っており、まさにグルメの宝庫です。その中でも「これだけは外せない」王道の3品を厳選しました。
① 鳥千(とりせん)のフライドチキン
競馬場グルメの絶対的エースが「鳥千」のフライドチキンです。
衣はサクサク、中からは熱々の肉汁が溢れ出す骨付きチキン。そのまま食べても美味しいですが、備え付けのマスタードをたっぷり塗って食べるのが通の味わい方。ビールとの相性は悪魔的なほど抜群です。
② フジビュースタンドの「モツ煮込み」
東京競馬場といえばモツ煮込み。場内には数多くのモツ煮込み店がありますが、フジビュースタンドなどで売られている伝統の味は、専門店顔負けのクオリティです。
じっくり煮込まれたモツと、味が染み込んだこんにゃくや大根。お酒を飲まない人でも、白ご飯にかけてかきこみたくなる絶品です。
③ G1焼き(スイーツ)
食後のデザートやSNS映えを狙うなら、馬の形をした大判焼き「G1焼き」がおすすめ。
中にはたっぷりのあんこやクリームが詰まっており、歩き疲れた体に優しい甘さが染み渡ります。可愛い馬の形をしているので、青空やコースを背景に写真を撮るのが定番です。
初心者おすすめ!1日の「回り方」モデルコース
「広すぎてどこに行けばいいか分からない!」という方のために、初心者が競馬場の魅力を120%味わえるモデルコースをご紹介します。
午前中は「パドック」で馬の美しさに感動する
午前中に到着したら、まずは「パドック(下見所)」へ向かいましょう。
ここは、これからレースに出走する馬たちがファンにお披露目される場所です。間近で見るサラブレッドは、想像以上に大きく、筋肉が隆起し、毛並みが太陽に反射してピカピカに輝いています。「馬ってこんなに綺麗でカッコいい生き物なんだ!」と感動すること間違いなしです。
お昼は芝生エリアでピクニック気分
お昼どきになったら、先ほど紹介したフライドチキンやモツ煮込みなどのグルメを買い込みましょう。
天気が良ければ、コースの内側にある「内馬場(うちばば)」や、スタンド前の広大な芝生エリアにレジャーシートを敷いて、ピクニック気分でランチを楽しむのが最高に気持ち良い過ごし方です。
午後は「ゴール前」で地響きを体感!
1日のクライマックスは、15時40分頃に行われる「メインレース」です。
この時間になったら、ぜひコースの金網の近く、できれば「ゴール前」のエリアに移動してください。
ファンファーレと共に会場のボルテージが最高潮に達し、スタートの扉が開きます。
そして最後の直線。500kgの馬たちが十数頭、時速60km以上で目の前を駆け抜けていく時の「ドドドドッ!」という地響きと、観客の大歓声。この圧倒的な非日常の迫力は、テレビ画面では絶対に味わえません。
まとめ:次の週末は「競馬場レジャー」へ
東京競馬場は、ギャンブルをするだけの場所ではなく、グルメ、自然、動物とのふれあい、そして大迫力のスポーツ観戦が一つになった総合エンターテインメント施設です。
驚くべきことに、これらの施設は「入場料200円」(※競馬開催日)で1日中楽しむことができます。
馬券を100円も買わなかったとしても、入場料以上の価値と感動が間違いなく得られます。
「次の週末、どこに行こうかな?」と迷ったら、ぜひカメラとレジャーシートを持って、東京競馬場へ足を運んでみてください。きっと、あなたの中の「競馬」のイメージが、最高に楽しくスマートなものに上書きされるはずですよ!